出版社内容情報
《内容》 目に見えない生体機能・反応や目に見える人間行動の測定法と,そのデータのまとめ方について図や具体例を多用した平易な“ハウツウ”実習書として編集されている.大学および各種教育機関などの実験・実習で使用される測定機器には,身体の大きさを測るメジャーから,家電製品として出回っているビデオ・カメラや ビデオ・テープレコーダ,生体の電気生理学的現象を測定するための機器にいたる広範囲な測定機器が普及しており,これら機器のわかりやすい使用法,データ処理法,ならびに図化法を解説.このため,読者対象としては心理学やスポーツ科学,看護・介護職を目指す人々,さらには生活科学,医療工学などの領域で活動している人をも含んでいる.
目次
1 基礎知識編(測るとは;身体の構造と機能;電気生理学的測定器の基礎;測定機器、測定法開発の小史)
2 測定法編(身体の大きさと動きを測る;反応を測る(反応時間)
心臓・血管系の反応を測る
目の働き・反応を測る ほか)