内容説明
コロナ禍で再注目されたマイナンバーの現在は…。「漏れたら怖い」から「プロファイリングされない権利」へ。
目次
第1章 マイナンバー制度は失敗したのか
第2章 マイナンバー 今、どうなっている
第3章 マイナンバーカード 今、どうなっている
第4章 マイナンバー これからどうなる
第5章 マイナンバーカード これからどうなる
第6章 マイナンバーカードが健康保険証に
第7章 身分証明書としてのマイナンバーカード
第8章 今、必要なことは何か
著者等紹介
〓田充[クロダミツル]
1958年大阪市生まれ。自治体情報政策研究所代表。一般社団法人大阪自治体問題研究所理事。元大阪経済大学非常勤講師。大阪府立大学工学部電気工学科卒業後、松原市役所に就職し、総務、税務に携わる。1997年に退職し立命館大学大学院社会学研究科へ進学、修士号取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とよぽん
48
私は、まだマイナンバーカードを持っていない。あまり積極的に持ちたいとも思わない。筆者いわく、個人情報が漏れて悪用されることよりも怖いのは、政府や大企業が合法的に行う「プロファイリング・・・分類、評価、選別、等級化され、制限や排除、優遇、誘導などを知らないうちに受けること」であると。さらに「あとがき」で、菅総理はデジタル庁を新設して大きな改革をしようとしているかのように見せているが、言っていることは驚くほど的外れでこの先が心配だと書いている。筆者が引用している例えも、怖い。2021/02/15
N
0
ポジショントークというか、マイナンバーのデメリットとそれを支持する根拠ばかりでメリットに触れることが少なかったので、反対意見として参考になりました。2024/02/14