内容説明
「政治改革」(=小選挙区制、政党助成、企業献金)をテコに国家改造を強行した自民党は、本格的に米国と財界の要求に応えるべく改憲を画策するが、保守2大政党制は崩壊…。気鋭の憲法研究者が安倍改憲のカラクリを解明し、今なすべきことを提案!
目次
改憲へのカラクリ(衆参の選挙制度「改革」;政党助成制度の導入;企業・団体献金の存続)
憲法第9条の意義と9条改憲の真の目的
さらなる「解釈改憲」と「立法改憲」の途
明文改憲・96条先行改憲の途
“違憲の改憲”より“真の政治改革”を!
著者等紹介
上脇博之[カミワキヒロシ]
1958年7月生まれ。鹿児島県姶良郡隼人町(現「霧島市隼人町」)出身。鹿児島県立加治木高等学校卒業。現職、神戸学院大学大学院実務法学研究科(法科大学院)教授。専門は憲法学、政党に関する憲法問題、国民代表制論、政治資金問題など。1984年3月関西大学法学部卒業。1988年3月神戸大学大学院法学研究科博士課程前期課程修了。1991年3月神戸大学大学院法学研究科博士課程後期課程単位取得退学。1991年4月~1993年3月日本学術振興会特別研究員(PD)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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