放浪学僧の歌―中世ラテン俗謡集

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  • サイズ B6判/ページ数 323p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784888964135
  • NDC分類 992
  • Cコード C1098

内容説明

「十二世紀ルネサンス」と称揚される中世盛期に、いわゆる「ゴリアス族」という一群の詩人らが高位聖職者たちの「堕落」や、「酒」「歌」「恋」をテーマに「ゴリアルド詩風」“Goliardica”に詠みあげた辛辣な諷刺詩と享楽的な世俗詩歌の鈔訳。

目次

おお、運命の女神よ!
放浪学僧の教団歌
ゴリアスの懺悔
司教ゴリアスの黙示録
フィリスとフローラの愛の討論詩
人生の儚さについて
月光のソナタ
ウェヌスに魅せられて
暁の瞑想
牢獄に閉ざされた春〔ほか〕

著者等紹介

瀬谷幸男[セヤユキオ]
1942年福島県生まれ。1968年慶應義塾大学大学院修了。1979年~1980年オックスフォード大学留学。武蔵大学、慶應義塾大学各兼任講師、北里大学教授など歴任。現在は主として、中世ラテン文学の研究・翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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