目次
戦後の西洋史学と「地域史」の発見
地域社会と移住―一七世紀イギリスの地方都市ヘリフォードとその周辺農村の事例から
修道院の流通編成機能―カロリング期フランク王国、オルレアン近郊ミシー修道院の場合
教区という空間―一八世紀パリのサン=メダール教区を中心に
ルジュマール事件再考―フランス革命期ルアンの「政治抗争」
黎明期の都市電化―第二帝政期フランクフルトを事例として
戦争犠牲者・多子世帯と住宅供給―第一次大戦後ドイツ・ゾーリンゲンの事例
“中央”の地域史―近世のハプスブルク君主国およびプロイセンにおける「中核」地域の特質
農民にとっての学校教育とは―二重君主国期ハンガリー、ツェグレード市のタニャ学校
シベリアの都市建設―一七世紀・一八世紀はじめのトボリスク
ウラルを越えた人びと
毛皮事業と先住民交易
著者等紹介
土肥恒之[ドヒツネユキ]
1947年、北海道生まれ。小樽商科大学商学部卒。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得退学。一橋大学大学院社会学研究科教授。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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