内容説明
英国キング・アルフレッズ大学カルチュラル・スタディーズ学部の教授である著者は、音楽同様、非言語的構造を持つスポーツ文化が、私たちの思考や価値観、イデオロギー、アイデンティティなどに及ぼす重要性を、また、社会における根元的欲望である集団的な感情のカタルシスを生み出すさまを、そして、それがいかに政治的・社会的・文化的に重要な意味を持っているかを、ユニークな発想と視点から、きわめて具体的に示している。
目次
1 文化におけるスポーツ、カルチュラル・スタディーズにおけるスポーツ
2 歴史、モダニティ、合理性
3 スポーツ化した国家―その後は?
4 パフォーマー(選手)とスペクテーター(大衆)の位置
5 ボデイ・ランゲージ―パフォーマー(選手)の設計
6 上演と表象
7 喜び、課題、可能性…
著者等紹介
ブレイク,アンドリュー[Blake,Andrew]
英国キング・アルフレッズ大学カルチュラル・スタディーズ学部の教授
橋本純一[ハシモトジュンイチ]
1956年埼玉県生まれ。信州大学人文学部助教授。スポーツ社会学、スポーツ・コミュニケーション論専攻。著書に『スポーツ社会学の基礎理論』(共著、不昧堂出版)、『スポーツ・レジャー社会学』(共著、道和書院)などがある
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