目次
1 歴史家たち―その課題(歴史家について―羽仁五郎・三木清・林達夫;市民的歴史家―羽仁五郎;東洋社会と西欧思想―島恭彦;民族と民族主義―江口朴郎の学風;階級・民族・人類―江口朴郎の歴史観)
2 世界史の断片(世界史・地域・民衆;西欧国際体系の形成;東洋とは何か)
3 同時代史からの提言(1930年代の記憶と再生;スターリン私見;「大東亜戦争」と「太平洋戦争」;社会主義運動と平和)
4 私的な回想(『十八史略』のこころ;スペイン内戦史研究事始;ある作家と朝鮮―小林勝の思い出;独ソ不可侵条約秘密議定書に悩まされたころ)