下人論―中世の異人と境界

下人論―中世の異人と境界

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784888881272
  • NDC分類 210.4

内容説明

未開と文明が相戦う日本中世にあって、「境の人」である下人は、この時代をいかに生きたのか。狂言の太郎冠者や説経節“山椒太夫”の安寿と厨子王たちを斬新な視点でとらえかえし、下人たちの自由や信仰、宇宙観について考察する。

目次

下人問答
太郎冠者論―異人としての下人
藪入りの源流―下人の信仰
説経節『山椒太夫』の成立―巫女の死と天皇の登場
下人の初見参―説経節の中の下人
下人と犯罪―イエ・境界・国家の変質

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メーテル/草津仁秋斗

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中世の時代において、下人を〈境界〉の存在であったという仮説を述べた本。中世日本史、民俗学両方の知識が必要な本。2015/02/05

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