内容説明
未開と文明が相戦う日本中世にあって、「境の人」である下人は、この時代をいかに生きたのか。狂言の太郎冠者や説経節“山椒太夫”の安寿と厨子王たちを斬新な視点でとらえかえし、下人たちの自由や信仰、宇宙観について考察する。
目次
下人問答
太郎冠者論―異人としての下人
藪入りの源流―下人の信仰
説経節『山椒太夫』の成立―巫女の死と天皇の登場
下人の初見参―説経節の中の下人
下人と犯罪―イエ・境界・国家の変質
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未開と文明が相戦う日本中世にあって、「境の人」である下人は、この時代をいかに生きたのか。狂言の太郎冠者や説経節“山椒太夫”の安寿と厨子王たちを斬新な視点でとらえかえし、下人たちの自由や信仰、宇宙観について考察する。
下人問答
太郎冠者論―異人としての下人
藪入りの源流―下人の信仰
説経節『山椒太夫』の成立―巫女の死と天皇の登場
下人の初見参―説経節の中の下人
下人と犯罪―イエ・境界・国家の変質