内容説明
「革命の真の暴力は,多くの場合女性であった」1848年のヨーロッパを舞台に、歴史を底から支えてきた人々の生きた姿を描くことで、革命の本質を洞察する。マルクス=エンゲルスの分析にも鋭いメスを入れる。
目次
1 女が銃をとるまで―1848年女性史断章(罪の女;私生児;売春社会;女の仕事場)
2 若きマルクスとその時代(若きマルクスと〈同時代〉;若きヘーゲル派;マルクス=エンゲルスにおける48年革命論の基礎構造)
3 短章(マルクスの遺稿の歴史的運命;ドイツ歴史学の革命的伝統と新MEGA;マルクス=エンゲルス著作集のモスクワ離れ;追悼ジョルジュ・ルカーチ;マルクーゼ―人と思想)



