大腸内視鏡挿入手技の基本

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  • サイズ B5判/ページ数 135p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784888751483
  • NDC分類 492.14
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》  本書は,これから大腸内視鏡検査を始める方々,あまり経験のない方々に有用であるのみならず,すでに多数例の経験ある方々にとっても,一読して戴ければ他の方の実施している方法を具体的に知ることができ,一層の技術の向上を目指す上で重要なヒントを与えてくれるものと確信している.    

《目次》
1.検査に必要な解剖学 三嶋 秀行,他
1.大  腸
2.大腸壁の構造
3.大腸の血管支配
4.大腸のリンパ系
2.硬いスコープを用いた挿入法
1)基本操作  田村 智
1.大腸の走行
2.前 投 薬
3.大腸内視鏡挿入手技
(1) 術者のレベルの問題
(2) 術者の姿勢と被験者の体位
(3) 部位別挿入法
(4) 脾彎曲部の越え方
(5) 横行結腸の進め方
(6) 肝彎曲部の越え方
(7) 盲腸から回腸末端部へ

2)硬度可変式スコープの操作 五十嵐 正広,他
1.スコープの特徴
2.検査の実際
(1) 最軟での検査
(2) 硬度を変えるタイミング
3.偶発症の予防
4.取扱の注意点

3.軟らかいスコープを用いた挿入法
1)基本操作 光島 徹
1.大腸内視鏡開始前の注意事項
2.スコープ挿入手技
(1) 肛門から直腸・S状結腸部へ
(2) 直腸・S状結腸部からS状結腸へ
(3) 肛門側S状結腸からS状結腸・下行結腸移行部へ
(4) S状結腸・下行結腸曲の越え方
(5) 肛門側下行結腸から脾彎曲部へ
(6) 脾彎曲部の越え方
(7) 横行結腸脾彎曲から肝彎曲へ
(8) 肝彎曲部の越え方
(9) 上行結腸肝彎曲から盲腸へ
(10) 回盲弁の越え方
2)硬度可変式スコープの操作 大政 良二
1.CF-SVを用いて大腸内視鏡挿入を行う場合の注意点
2.硬度可変式大腸内視鏡を用いた挿入法
3.CF-240Aの使用経験について
4.考  案
5.偶発症の予防対策として

4.初級者のための硬度可変式スコープの操作  藤沼 澄夫
1.スコープの仕様
2.軸硬度可変機能の有無と盲腸への挿入性

5.挿入困難部位での操作   五十嵐正広
1.挿入手技
2.基本操作
3.肛門から直腸へ
4.直腸の通過
5.rectosigmid(RS)からS状結腸へ
6.S状結腸-S状・下行結腸移行部(SD)の通過
(1) αループでの挿入
(2) 逆αループでの挿入
(3) Nループでの挿入
7.脾彎曲部の越え方
8.横行結腸から上行結腸へ
9.上行結腸から盲腸,終末回腸へ

6.大腸内視鏡挿入法の基本的なコツ  樫田 博史
1.挿入の基本
2.部位別の挿入テクニック
3.体位変換について /85
4.圧迫について /86
5.難しい腸とその対策
6.初心者のトレーニグ-硬いスコープと細く軟らかいスコープ

7.合理的な捻り・短縮操作の応用 趙  栄済
1.前 処 置
2.前 投 薬
3.スコープの点検
4.スコープの把持
5.検査手順および挿入手技
(1) 直腸指診
(2) 肛門部~直腸S状結腸移行部
(3) S状結腸~下行結腸
(4) 下行結腸までの短縮直線化
(5) 下行結腸~脾彎曲部~横行結腸中央部
(6) 横行結腸中央部~肝彎曲部
(7) 肝彎曲部~上行結腸~盲腸
(8) 回盲弁~回腸末端へ
6.スコープの選択
8.術者にやさしい内視鏡検査
1)基本操作  小山  洋,他
1.二人法
2.坐位二人法の実際
3.挿入手技
(1) 腸管ひだの基本的な越え方
(2) スコープの直線化
(3) 体位変換
(4) 用手圧迫法
(5) 吊り天秤法5
(6) 深呼吸の応用
4.各部位におけるトラブル対処法
(1) 直腸・S状結腸(Rs)を越えられないとき
(2) S状結腸の途中(肛門縁から30cm前後)で痛みを訴える場合
(3) S状結腸の途中(肛門縁から50cm前後)で痛みを訴える場合
(4) S状結腸でスコープがとぐろを巻き痛みを訴える場合
(5) S状結腸・下行結腸移行部(SDJ)を越えられない場合
(6) SDJを越えたのにスコープが進まない場合
(7) 脾彎曲部を越えたのにスコープが進まない場合
(8) 横行結腸の右半分にスコープが進入できない場合
(9) 肝彎曲部を越えられない場合
(10) 肝彎曲部を越えたのにスコープが前に進まない場合
2)硬度可変式内視鏡の実際 小山  洋,他
1.スコープの硬度について /114  
2.軟らかいスコープとスライディング・チューブの問題
3.硬度可変式内視鏡による二人法の実際
4.スコープの硬度を変換するタイミング
5.硬度可変式内視鏡の利点
6.硬度可変式内視鏡の改善すべき点
7.偶発症の予防策

9.コロナビを用いた挿入法 多田 正大
1.大腸内視鏡はなぜ苦しいのか?
2.なぜX線透視が必要か?
3.X線に代わるコロナビの開発
4.コロナビの臨床評価
6.コロナビを用いたループ挿入法の概略
7.大腸内視鏡検査の近未来像

10.注意すべき偶発症 金子 榮藏
1.全国調査に見る偶発症の実態
2.偶発症の頻度と内容

内容説明

本書は、なんとか容易に大腸内視鏡検査のテクニックを身につけたいという方々を対象に、大腸内視鏡検査のベテランの方々に種々の観点から、そのコツを披露して戴いたものである。

目次

1 検査に必要な解剖学
2 硬いスコープを用いた挿入法
3 軟らかいスコープを用いた挿入法
4 初級者のための硬度可変式スコープの操作
5 挿入困難部位での操作
6 大腸内視鏡挿入法の基本的なコツ
7 合理的な捻り・短縮操作の応用
8 術者にやさしい内視鏡検査
9 コロナビを用いた挿入法
10 注意すべき偶発症

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