胃癌―診断と治療

胃癌―診断と治療

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 559p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784888750783
  • Cコード C3047

出版社内容情報

    《目次》 診 断 編 第1部進行胃癌の診断 1.疫字-進行癌は減っているか  罹患と死亡数/進行癌は減っているか 2.分類と肉眼所見  Borrmann分類と背景/肉眼分類の実際と問題点  Borrmann各型の典型所見/分類困難な進行胃癌とその考え方 3.X線診断  噴門穹窿部の癌  体部大弯の癌  前庭部の癌 4.内視鏡診断  内視鏡の変遷とその利・欠点内視鏡像,病理  組織型別にみた診断/内視鏡像と生検診断 5.鑑別診断  胃癌診断法の現状/鑑別について 第2部スキルス胃癌の診断 1.定義と分類  類似語の定義/「いわゆるスキルス胃癌」の分類 2.X線診断  pre-linitis plastica型癌/  Latent linltis plastica型癌 3.内視鏡診断  内視鏡の立場からのスキルス胃癌/肉眼病型と臨床病理所見/診断成績/初期像/超音波内視鏡像/巨大皺襞の鑑別診断 4.進行度診断  自験例での進行度/深達度診断/リンパ節転移の診断/腹膜播種性転移の診断 5.初期像  X線の立場から/内視鏡の立場から 第3部早期胃癌の診断 1.X線診断  隆起形成型の早期胃癌   留意点/識別診断をふまえた読影のボイント/GroupIIIの臨床的取り扱い  陥凹形成型の早期胃癌   基本的な考え方/X線所見/読影の実際/部位別の診断/深達度診断 2.内視鏡診断  隆起形成型の早期胃癌   内視鏡診断/鑑別診断/深達度診断/strip biopsyの意義  陥凹形成型の早期胃癌   定義と形態/IIcとIIIの相違/U1と粘膜ひだの集中/タイプと悪性サイクル/診断の考え方/集中粘膜  ひだの性状による診断/IIcの内部の悪性所見/鑑別診断の進め方  IIb型早期胃癌   判定基準/頻度と診断/内視鏡像の分析/内視鏡像の分類と特徴/発見のために 3.深達度診断  X線,内視鏡による診断   隆起形成型・陥凹形成型の深達度/超音波内視鏡による深達度  超音波内視鏡による診断   装置/画像の特徴と検査手技/正常胃壁構造/深連度診断/成績/細径超音波プロ-プ 4.鑑別診断  良性疾患に紛らわしい早期胃癌   形態の年代別推移/潰瘍瘢痕,胃炎との鑑別困難例/微小病変/良性潰瘍との鑑別困難例  進行癌に紛らわしい早期胃癌   隆起形成型/陥凹形成型 5.早期胃癌と進行胃癌の関連  発育速度/早期胃癌から進行胃癌への形態的変化/スキルスの経過 第4部微小胃癌の診断 1.臨床病理  肉眼像/発見率と臨床的問題点/組織発生/表面形態変化と発育進展様式/自然史 2.X線診断 3.内視鏡診断  通常内視鏡診断/色素内視鏡診断/拡大内視鏡診断/薬理学的内視鏡診断/画像処理による診断/超音波内 視鏡による診断 4.微小胃癌の発育  癌細胞発生と増殖進展様式/癌の大きさと癌発生からの経過時間との関係/癌発育と癌悪性度 治 療 編 1.外科手術  進行胃癌(タイプ別予後/StageIV症例の手術成績/拡大根治手術)/早期胃癌の縮小手術  微小胃癌の手術 2.内視鏡的治療-方法と成績  粘膜切除術/マイクロ波凝固療法/レーザー療法/局注療法 3.内視鏡的治療-限界と対策  内視鏡的切除術の限界/レーザー療法の限界 4.進行胃癌の化学療法  目的と有効性の評価/最近の進歩ど今後の課題/多剤併用療法/術前大量化学療法 5.免疫療法  免疫療法とBRM療法/術後補助免疫化学療法 6.進行胃癌の放射線療法 7.ホルモン療法  意義と今後の展望/スキルスに対する効果 8.残胃再発癌の治療 9.末期癌に対する治療 対症療法/狭窄に対するレーザー療法/疼痛管理

内容説明

胃癌の診断学はすでに十分完成された感があるが、未だ未解決の事項も多く、諸施設で各方面から精力的に研究が続けられている。さらに治療に関しては各種内視鏡的治療に長足の進歩が見られ、その適応を巡って一定の基準が確立されつつあり、手術不能進行癌に関しても集約的治療の進歩は著しい。これらについてはすでに各種の雑誌の特集等で断片的に取り上げられてはいるが、改めてこの領域の最新の知見を集大成し、加えて日常の臨床に即役立つ診断、治療面で一般的知識、技術を紹介すべく、一冊の単行本として本書を編纂した。

目次

第1部 進行胃癌の診断
第2部 スキルス胃癌の診断
第3部 早期胃癌の診断
第4部 微小胃癌の診断
第5部 胃癌の治療

最近チェックした商品