内容説明
参加型の総合文芸誌。門戸開放。内容精選。いつでも誰でも自由に参加できる「文芸の場」へようこそ。
目次
チャールズ・ディケンズ賛歌―二つの出世作を中心に(川本卓史)
松浦寿輝著『明治の表象空間』と『名誉と恍惚』を繋ぐもの(上)(村井睦男)
井上円了『星界想遊記』を読む(星昇次郎)
「コスタリカ」を訪ねて―軍隊を持たない「丸腰国家」を実感する旅へ(岩井希文)
故神吉敬三教授とサンパウロ美術館のこと(大河内健次)
カタルーニャの今(岡田多喜男)
橘南渓/堀淳一 続「歴史 地理 感傷」紀行記散見(熊谷文雄)
映画『幕末太陽傳』~落語の世界(桑名靖生)
梅の木ふたたび(ハンス・ブリンクマン)
幻の「東京城」―五十年の時を超えて(浅川泰一)
わが正念挽歌連載(森美樹)
短歌 生命(水谷昌子)
短歌 ちょこっと尾瀬(船本マチ)
シアトルの思い出(二)(隠岐都万)
アスミータ 或る家族の物語(上)(摘今日子)
ドストエフスキーの長編小説 「虐げられた人びと」の時代背景と作品について(岡武脩)
ホイス大統領とユダヤ人たち(一)―公私のメッセージ、評論、個人の追想、ほか(編訳 秋間実)
ガブリエル・タルドの説く西欧の栄えある時期の模倣現象(三宅中子)