出版社内容情報
1983年以降、2016年まで、読売、毎日、朝日の各紙とAERA,、カメラ毎日、文學界などの雑誌に寄せた書評を収録。 計541冊に及ぶ書評は、書物を介したエッセーとして見事に結実する。
装丁 桂川潤
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
田中峰和
5
建築家から物書きへの転職を目指し、偶然出会った雑誌編集者から書評の依頼を受けたのがきっかけで書評家に。元々こちらの方に素質があったのだろう。気取った文章で表するより素直に書いたことが認められ書評の依頼が続いた。書評とは本の紹介だが、その目的はいかにその本を読みたい気にさせるか。物語や内容を要約しだけでは、単なるあらすじ。だが全体像が見えなければ本の面白味もわからない。書評の長さにもよるが、あらすじ的な部分と評論の部分の比率も重要になってくる。この本には何と541冊分が収められ、33年間の集大成ともいえる。2018/08/18
みかん
0
池澤夏樹氏の本中でこの本を毎日少しずつ読んでいるとあり、まねして読む。池澤氏の書評といい、この本といい、芋づる式に読みたい本が増えるぅ…1日30時間ぐらいほしい。紹介する本のタイトルが並ぶもくじをコピーし、裏にも表にもメモをしながらじっくり読んだ。コロナで図書館が閉館、貸出期間が延びに延びたおかげです。建築デザインを生業としていたこともあってか、建築や都市に関する本が多い。2021/10/22
-
- 和書
- 調理 - 基礎と応用