内容説明
一棹の箪笥にこめられた数学者三代の系譜。父を語り、祖父を偲び、自らの研究生活と旅を記す、断想八篇。
目次
1(数学者の家;無限を考える;過去のパノラマ;ラッセルの見た悪夢;祖父の古い箪笥)
2(北極圏の村フォート・ユーコン;スコットランドの悲歌;アルメニア、再び)
著者等紹介
竹中淑子[タケナカヨシコ]
福岡市生まれ。九州大学理学部卒業。慶応義塾大学名誉教授。理学博士。裁錦会会員(雅号、玉理)。日本エッセイスト・クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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