内容説明
南北分断、地域葛藤、経済格差…。韓国に起きた政治的経済的な社会状態の激動を気鋭の著者が「真の正常化」を求めて描出する。
目次
序文 三・一独立運動の歴史的意味
第1章 分断国家大韓民国の誕生(朝鮮の解放;朝鮮の南北分断;朝鮮戦争)
第2章 軍事独裁政権下の韓国―開発独裁と経済発展(分断後の韓国経済;世界経済への包摂;軍事独裁政権下の経済開発)
第3章 「韓国の中の第三世界」と光州民主化運動(光州民主化運動の展開過程;民主化運動の社会的背景―歴史・政治;民主化運動の社会的背景―経済;1980年民主化運動の挫折)
終章 光州以降の韓国社会(「未完」の民主化;グローバル化の深化と社会不安;2014年5月光州―世越…世を越えて再現される危機)
著者等紹介
上河原涼[カミガワラリョウ]
1989年大阪府吹田市生まれ。奈良市立一条高等学校卒業(2008年)。明治大学商学部卒業(2012年)。明治大学大学院商学研究科博士前期課程修了(2015年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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