内容説明
ヘーゲルの襞に分け入り、その「本質」を読み解く。(私たちに)問われているのは実現に向かうものとしての本質である。すべての本質への問いには新しい物事の存在への予期が内在している。
目次
第1部 反省論理の基本構造(『論理学』「本質論」の基本思想と反省論;「否定」とその「自己」への関係;「設定する反省」;仮象論;仮象論の諸解釈 ほか)
第2部 反省規定論(「同一性」と「絶対的区別」;差異性;「対立」;「矛盾」;「根拠」へ ほか)
著者等紹介
中野眞[ナカノマコト]
1937年大阪に生まれる。1959年大阪大学法学部卒業。民間会社に入社。1994年退職。1998年東京大学文学部に学士入学。2010年東京大学大学院人文社会系研究科(哲学)博士課程を単位取得退学。2012年東京大学文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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