目次
第1章 ~一九二五―協働と道徳
第2章 一九二五~―知能の発達
第3章 一九二九~―グルーピングと数量
第4章 一九三九~―感情的生活
第5章 一九四五~―発生的認識論の成立
第6章 一九五〇~―国際発生的認識論センター
終章 「精神発生と科学史」―ピアジェの弁証法
著者等紹介
白井桂一[シライケイイチ]
1925年、東京本郷に生まれる。東京物理学校数学本科卒
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感想・レビュー
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スイ
6
完全に順番を間違えた…! 娘の幼稚園がピアジェの理論を取り入れているということだったので何も知識なしに読んだのだけど、もうある程度、理解している人向けだった…難しかった…。 ピアジェの生涯に沿って著作と考えをまとめてあり、理解を深めたい人にはきっと良いのでは。 私は入門書を探します…。2018/06/25
takao
1
ふむ2024/11/12
米川青馬
1
読了。現状、ピアジェの思想を理解するにはこれが最も有効なのではないか。ピアジェ思想の解説は入門書と専門書の間が開きすぎていて、しばらく途方に暮れていたのだが、この一冊があって本当に良かった。内容の半分以上は、ピアジェの著書からの引用。その編集がすばらしい。年代ごとに、思想の変遷と深まりを追いながら、「自己中心性」「協働」「感覚運動期」「シェマ」「直観的思考」「グルーピング」「具体的操作期」「形式的操作期」などのキーワードについて、わかりやすく整理してくれている。分量と内容を考えると、価格もかなり良心的。2012/03/21




