内容説明
湾岸戦争以来、急増する白血病患者。原因は紛れもなく劣化ウラン弾によるものだが、アメリカは「尋ねるな、教えるな」とその事実を隠しつづけ、イラク戦争では再び500トンもの劣化ウラン弾を使った。放射能半減期45億年という気の遠くなるDNA破壊兵器によって子どもたちの細胞はいまも冒されつづけている。
目次
詩1(御庄博実)(灼かれる大地―劣化ウラン1;私の胸のふくらみに―劣化ウラン2;何をしたらよいですか?―劣化ウラン3 ほか)
劣化ウラン弾の罪(丸屋博)
詩2(石川逸子)(ダアーちゃん;子どもたちの墓地;トンネルのむこうで ほか)
詩劇 核と世界の子どもたち(御庄博実)
著者等紹介
御庄博実[ミショウヒロミ]
本名・丸屋博。1925年生まれ。広島共立病院名誉院長。中四国詩人会会長
石川逸子[イシカワイツコ]
1933年生まれ。ミニ通信「ヒロシマ・ナガサキを考える」を1982年より編集発行
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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