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内容説明
私は絵が好きなのではなかった。絵の中に匂い出る芸術の香りが好きなのであった。美神は、あくなき渇きを持ち、熱願するものにのみめぐりあいを与えるものだ。在野の批評!在野の蒐集!
目次
はじめて買った絵―靉光「あざみ」
再会―阿以田治修「裸女」
本郷団子坂の店―今西中通との出合い
画人再評価(1)―今西中通
一枚の絵―今西中通「放浪」
掘り出しの話―山本鼎「外国風景」
京橋界隈―谷中安規との出会い
空港で落した絵―ホドラー「聖なる時」
安井と間違われた絵―山崎省三の絵について
虫と対話した男―中村忠二の絵
幻の画家―吉田卓―その浪漫の光芒
吾が心よ高くゆけ―野口謙蔵の絵
田園調布のアトリエ―原撫松との出会い
銀座界隈―上野山清貢「舞妓像」
画人再評価(2)―上野山清貢
西伯の人―板祐生の孔版画
私は絵を愛しているのではなかった―板祐生「絵入書簡」
彫刻との出会い―橋本平八「至聖孔子像」、新海竹蔵「喰葡羊」
知られざる傑作―井垣嘉平「くもる途」
発掘二題―坂本繁二郎「御宿海岸」、古賀春江「花」
絵を手に入れるまで―鳥海青児「北京の石舫」
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