内容説明
維新前夜に起きた「大村騒動」。佐幕派の刺客が勤王派の松林飯山を暗殺した。実行犯31人は斬首などで処刑された。そもそも松林飯山とはどういう人物なのか。一次史料で初めて全貌を解明する。
目次
第1章 松林飯山の出生と大村藩への仕官
第2章 江戸遊学(一)―安積艮斎塾に学ぶ
第3章 江戸遊学(二)―昌平黌に学ぶ
第4章 国元への帰藩と畿内への遊学―雙松岡の開塾
第5章 大村藩の勤王への道のり
第6章 松林飯山、幕末の動乱に身を置いて
第7章 松林飯山の暗殺と犯人の探索
第8章 松林飯山の追悼
著者等紹介
久田松和則[クダマツカズノリ]
昭和24(1949)年、長崎県大村市生まれ。皇学館大学文学部国史学科卒業、長崎県立大崎高等学校教諭、大村市立史料館専門員を経て、現在、富松神社宮司。平成19(2007)年「西北九州に於ける伊勢信仰の研究」により博士(文学)取得(皇学館大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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