長崎の岬―日本と世界はここで交わった シンポジウム「長崎県庁跡地を考える」報告書

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  • サイズ 46判/ページ数 161p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784888513258
  • NDC分類 219.3
  • Cコード C0020

内容説明

旧県庁跡地には「長崎の記憶」が眠っている。長崎が貿易港として開港されたとき、岬の教会が建てられ、その後、長崎奉行所西役所、海軍伝習所、医学伝習所となり、ここが日本近代文化をリードした。世界と日本の接点だった。

目次

発表(県庁跡地並びに周辺地区の考古学的調査;日本考古学協会から問題提起 長崎県庁舎跡地・発掘調査の必要性)
講演(刻印された長崎の歴史―県庁跡地から考える;キリスト教の日本宣教と岬の教会;豊かな長崎の歴史と文化を未来世代に伝えるために)
パネルディスカッション(長崎の岬―日本と世界はここで交わった)

著者等紹介

片峰茂[カタミネシゲル]
1950年長崎市生まれ。長崎大学医学部卒業、東北大学大学院修了(医学博士)。1983年長崎大学医学部助手。講師、助教授を経て、1998年教授。2008年長崎大学学長。2017年退任、長崎大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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とーこ

0
2019年のシンポジウムの記録。旧県庁跡地からその後何か出たのだろうか。山のような期待を持って続報を待っている。2022/07/02

Tsuneyuki Hiroi

0
近世の長崎を見るときに、ほとんどの人がエキゾチックさに囚われているような気がするが、もう少し長崎を冷徹に分析する必要があるのではないかとも思う。また、シンポジウムにもかかわらず、長崎市は近代の遺物をかなり廃棄している。今まで長崎という街は、来し方よりもその刹那を楽しんだ街だったではないかという気がする。今後の長崎を意味付けていくためにも、旧県庁跡地は西奉行所跡(長崎歴史文化博物館)と並び立つほどに、長崎に強烈に歴史をアピールするような場所にならなければならないように思う。2020/05/07

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