十二回の朝鮮通信使

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  • サイズ B6判/ページ数 180p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784888512275
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C0020

内容説明

江戸時代の朝鮮と日本の外交記録。日本に12回派遣された通信使の全貌をドキュメントでつづる。困難な任務に立ち向かう通信使一行、国書偽造にも遭遇。彼らが見た日本とは。人物、文化、風俗、情景…

目次

第1章 秀吉の朝鮮侵攻
第2章 江戸初期の刷還使
第3章 伏見城の聘礼
第4章 国書偽造事件
第5章 新井白石の改革
第6章 申維翰と雨森芳洲
第7章 対馬での聘礼

著者等紹介

志岐隆重[シキタカシゲ]
1938年生まれ。1962年広島大学卒。以後、長崎県立高校教諭(社会科)。1999年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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しゅん

7
秀吉の命による朝鮮侵攻のあと、徳川の世で国交回復を成し遂げたのが対馬藩藩主・宗義智による国書偽造であったという話が興味深く、その辺りの顛末が描かれていて面白く読んだ。年号と人物名が多いので一読では頭に入らない内容も多いけど、その分資料的信頼性は高く、ライトな文量ながら充実したものを感じる。将軍家、対馬藩、朝鮮王朝のそれぞれの思惑が毎回微妙に形をかえていてるから、朝鮮通信使のエピソードには群像劇的なドラマ性がある。2020/08/16

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