内容説明
著者の精魂と情熱を注いだ長崎親愛の巨編。異国からの渡来者、異国へ海を渡った男女たちの心情、悲喜劇のドラマを描く。待望の随想録。
目次
ぷろろおぐ 異国情趣懐古
長崎夜明けのころ
パンと葡萄酒
西洋音楽の伝来
南蛮美術の時代
南蛮菓子あれこれ
風説書と唐人文化
じゃがたら文と『長崎夜話草』
西洋の貞節
ケンペル江戸旅行日記〔ほか〕
著者等紹介
大谷利彦[オオタニトシヒコ]
1919年福岡市に生まれ長崎市に育つ。九州大学卒業。武蔵野女子大学名誉教授。英文学・比較文学専攻。長崎市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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