長崎文献社の歴史叢書<br> 千々石ミゲルの墓石発見 - 天正遣欧使節

長崎文献社の歴史叢書
千々石ミゲルの墓石発見 - 天正遣欧使節

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  • サイズ A5判/ページ数 203p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784888510875
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うしうし

2
長崎県伊木力地区で確認された墓石を千々石ミゲル(清左衛門)夫妻の墓と断定する過程を、現地調査と丁寧な考察に基づいて記された書籍。内容は大変面白くスリリングで、著者の結論は正鵠を得ているように思える。ただ、本書後半のミゲルの後半生を語る部分や彼がキリシタンに立ち返っていたとすること(p174)については、推論や憶測を重ねる部分も目立つ。しかしながら、絶対的な史料不足という限られた状況の中で、独自の結論に至る著者の研究姿勢には学ぶべきところが多い2017/03/14

呉モヨ子

1
天正遣欧使節のひとり、千々石ミゲルの墓石だとほぼ確定するまでの過程を、墓石研究者自らが著したもの。ほぼ確定というのは、消去法でしかミゲルの墓だと証明できないため。日本のキリシタンの代表として10代でヨーロッパに渡り活躍したが、日本に帰郷したときにはバテレン追放令が出され、キリシタンの居場所はなくなっていた。後に棄教者となり、晩年については一切不明だった。しかし、今回の墓石発見地の周辺にはキリシタン墓がいくつも発見されていた。一旦はキリスト教を棄てたが、晩年には再びキリシタンに立ち返っていたのだろうか?2015/10/13

あんこ

0
すごく面白かったー!丁寧な考察で読みやすかった。2011/12/22

なーり

0
墓石発見から資料を求め推理を重ねていく様子が、著者の興奮が直に伝わるようでわくわくした。2011/02/20

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