内容説明
連合国による「戦後改革」で、日本はどのような道を歩んだのか。法制史から「戦後」を考察し、現代までの流れをわかりやすく展望する。
目次
敗北と占領―連合国はどのように日本を統治したか
新しい日本のかたち―日本国憲法はどのようにしてつくられたのか
戦争を引き起こした責任はだれがとるのか―極東国際軍事裁判
農民に土地が与えられた―農地改革・高度経済成長の条件づくり
財閥の解体と新しい経営者の出現―財界・経済界の再編成
労働運動の解放と労働組合の合法化―労働者の社会的進出と労使関係の再編
新しい人づくりのシステム―教育改革
刑法の改正―価値観の争い
民法の改正―新しい家族像
冤罪と刑事訴訟法―どのようにして「真犯人」はつくられるか
現代の表現の自由―変化する「わいせつ」の概念と「検閲」
環境・公害問題と法―高度経済成長の光と影
戦後の国際社会と日本
著者等紹介
岩村等[イワムラヒトシ]
1948年大阪市に生まれる。大阪大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。大阪経済法科大学教授(日本近代法制史)
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