出版社内容情報
カウンセラーが語る「家族のふれあい」の力。
内容説明
児童虐待やDVなど家族をとりまく状況が深刻化する中、カウンセラーの著者が提起する「家族の力」とは―現代家族の心理的構造を明らかにしながら、その絆を問う。
目次
第1部 家族力の根拠を求めて(家族力とは何か;現代家族の光と影 ほか)
第2部 家族力の深層構造(児童虐待と家族心理;思春期の母子システム ほか)
第3部 家族力を育てる(子どもを伸ばす家庭教育;父親の新たな役割とその機能 ほか)
第4部 家族力の未来を拓く(子育て支援としての夫婦カウンセリング;家族機能活性化プログラムを用いた連携の促進 ほか)
著者等紹介
亀口憲治[カメグチケンジ]
博士(教育心理学)。1975年九州大学大学院教育学研究科博士課程単位修得退学。現在、東京大学大学院教育学研究科教授、東京大学学生相談所所長を兼任。専攻は臨床心理学・家族療法・臨床心理システム論
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