転機の心理学

転機の心理学

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784888488563
  • NDC分類 143
  • Cコード C3011

目次

第1章 なぜ転機なのか(生涯発達心理学の困難と転機の語り;心理学における物語の役割)
第2章 転機の実態とその役割(大学生を対象にした転機の経験の記述調査;転機の特質 ほか)
第3章 転機のプロセス(転機のプロセス分析;転機のプロセス(転機の始まり;空白の期間;変わるとき、変わる瞬間) ほか)
第4章 人はなぜ変われない(変わらない記憶―トラウマ性記憶とPTSD、その治療と回復;物語の呪縛 ほか)
第5章 転機の語りが示す生涯発達のあり方(転機の語りによる生涯発達)

著者等紹介

杉浦健[スギウラタケシ]
静岡県浜松市出身。1997年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了(教育学博士)。専攻、教育心理学・青年心理学・スポーツ心理学。現職、近畿大学教職教育部専任講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

たかこ

48
とても興味深い事がぎっしりスッキリ詰まっていて、学術本なのにとても面白かった!「すべての転機は、何かの終わりから始まる(ブリッジズ, 1980)。」既存の生活様式の変化があった時に、転機のプロセスは始まっている。私たちが変わりたいという気持ちを持ったとき、何らかの答えを求めて動機づけられた状態の中で生活し、様々な出来事に出会うことになります。」そして、「私たちは語ることによって積極的に行動起こりくる出来事に意味を与え、偶然の出来事を必然の出来事に変えていくのであり、そのプロセスこそが生涯発達なのです。」2024/05/24

Mika Otomo

1
授業でご紹介のあった本。発達心理学大好きな私には、デザートのような楽しい本でした。ナラティブ、物語、私の好きなことばたち❤️2022/07/21

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