内容説明
世界を画一化する一方で、各地を隔離・分裂させるグローバリゼーションの矛盾をふまえ、グローバリティの波動を先鋭に分析、国際政治・経済の行方を多面的に展望する。
目次
グローバリゼーセョンの今日
1 グローバル・レスポンス(民主主義のグローバル・エッジ;米国とグローバルガヴァナンス;グローバリゼーションとマネー―S.ストレンジを中心に;多国籍企業のグローバルネットワーク形成とクラスター制置―標準化・画一化と個性化・多様化への複合的布陣;グローバル汚染時代の政策課題と展望)
2 ローカル・レスポンス(グローバリズムへの挑戦―ローカルの視点から;グローバリゼーションとアイデンティティ―シーク教徒の事例;グローバリゼーションはチアパス先住民の敵か?―ゲーム理論で読み解く;グローバリゼーションと公共性―韓国における「国民的競争国家」と民主主義;中国IT産業の競争優位と政府の役割―2000年以降の構造変化)
高速化する世界―グローバリゼーションの未来
著者等紹介
関下稔[セキシタミノル]
1942年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。立命館大学国際関係学部教授。国際経済学専攻
小林誠[コバヤシマコト]
1960年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。立命館大学国際関係学部教授。国際政治学専攻
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