出版社内容情報
1980年代以降の状況を克明にたどる労作。
内容説明
下関港の韓国貿易について考察した研究成果。まず、全体としてみると、下関港における貿易動向変化、主として対韓国貿易で形成される同港輸出入貿易変動に、短期循環が認められるか否かを問う。そして、日本の短期景気循環との関係を比較考察する。また、その循環周期類似性における因果関係を解明する。
目次
下関港の外国貿易と特徴
下関港における韓国貿易の特徴
下関港の輸入と韓国貿易の関連性
下関港の貿易推移と1980年代
下関港の短期輸入循環
韓国経済の発展と輸出動向
下関港の外国貿易とプロダクト・サイクル
下関港の韓国貿易とその循環的特性
1990年代中葉の下関港外国貿易について
下関港の外国貿易と阪神大震災
下関港の外国貿易推移と人工島問題
平成不況後の下関港外国貿易
下関の外国貿易における循環変動性と韓国貿易
下関港の外国貿易とその輸出入循環について
著者等紹介
住田紘[スミダヒロシ]
昭和17年山口県に生まれる。昭和49年関西大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、東亜大学経営学部教授
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