目次
第１部 体験過程から見た創作の心理療法的意味について（基礎研究（本研究の方法論））
第２部 問題の所在と本研究の目的、その意義と特色（創作の心理療法（カウンセリング）との関連について）
第３部 ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』におけるクラリッサ・ダロウェイの心理的成長について（創作に見る主人公の体験過程尺度からの考察）
第４部 創作体験の心理療法的意味について（家族をテーマにした「創作体験法」の開発について―体験過程を促進する創作技法の開発；「創作体験法」の導入により家族との関係を改善したＥ子の自己概念の変容について ほか）
第５部 発展研究（漱石の『硝子戸の中』の体験過程療法論的諸問題；創作体験法の課題 ほか）
結論（基本計画の概要と仮説と結果）
著者等紹介
村田進［ムラタススム］
石川県立内灘高等学校教諭。金沢大学教育学部、北陸学院短期大学教養部非常勤講師。金沢大学法文学部卒業。武庫川女子大学大学院臨床教育学研究科博士後期課程修了。専攻は英米文学・臨床教育学
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