出版社内容情報
社会福祉施設等での体験を実り豊かにする。
内容説明
本書は、「介護等体験特例法」の趣旨を実現する現場とされている特殊教育諸学校や社会福祉施設について、その利用者の理解をも含めて、平易に解説することを主眼に編纂された。具体的には、介護等が行われている現場での体験を通じ、ふだん接することの少ないさまざまな人たちの生き方・生活のありように気付くとともに、人とかかわり、人を援助する上で大切にすべき姿勢や視点が、体験に先立ち事前に学習できるよう、最新の膨大なデータや資料を基礎に、新進気鋭の障害児教育ならびに福祉関係者が中心となって共同でまとめ上げたものである。
目次
第1部 介護等体験の目指すもの(介護等体験の概要;障害の理解;障害者(児)の現況
障害者(児)をめぐる社会的動向
介護等体験に関するQ&A)
第2部 盲・聾・養護学校と障害児童・生徒の理解(特殊教育の概要;盲学校;聾学校;知的障害養護学校;肢体不自由養護学校)
第3部 社会福祉施設と利用者の理解(社会福祉施策の現状と重点課題;児童福祉関連施設;身体障害者関連施設;知的障害児者施設;精神障害者の社会復帰施設;高齢者関連施設)
著者等紹介
斎藤友介[サイトウユウスケ]
大東文化大学文学部教育学科助教授。専攻は障害児教育学、博士(教育学)
坂野純子[サカノジュンコ]
岡山県立大学保健福祉学部保健福祉学科専任講師。専攻は保健社会学(精神保健福祉)、博士(保健学)
松浦孝明[マツウラタカアキ]
筑波大学附属桐が丘養護学校教諭。専攻は体育学(特殊体育学)、体育学修士
中嶋和夫[ナカジマカズオ]
岡山県立大学保健福祉学部保健福祉学科教授。専攻は保健福祉学、博士(医学)
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