目次
第1部 論文(ゲーテ『親和力』―主として小説の形式についての考察;(続)『親和力』論―晩年のゲーテへの一考察として
フランツ・カフカ小論―その小説の手法を中心として
カフカの物語『歌姫ヨゼフィーネ、あるいは鼠の族』論考
カフカの幻想の世界
ヴァルター・ベンヤミンにおける批評の原理)
第2部 評論と解説(エムリッヒの『フランツ・カフカ』論評;疎外と人間―カフカの場合;雑誌『ディー・アクツィオーン』の歴史;古典主義からロマン主義へ―主としてドイツ;ゲーテの『イタリア紀行』の成立とその概要;アダルベルトシュティフィターの作品について;ケラーの『ゼルトヴィーラの人々』第1話(前編)について)
著者等紹介
高木久雄[タカギヒサオ]
1924年長野県に生まれる。1951年京都大学(ドイツ語ドイツ文学専攻)卒業。京都府立西京大学講師、京都学芸大学助教授、京都大学助教授を歴任、1971年京都大学教授(教養部)。1988年京都大学定年退官、同大学名誉教授。京都外国語大学教授、1990年同大学ドイツ語学科主任、1992年―1998年京都外国語大学・同短期大学学長。2000年京都外国語大学定年退職、同大学名誉教授
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