出版社内容情報
集団の中での人間心理から自己・他者を理解
内容説明
個と集団の相互作用は何を生み出すのか?集団の持つ力や規範、組織の活性化やマネジメントなど、個人と集団のダイナミックな関係を通して自己と他者の理解を深める。
目次
第1章 人間理解とグループ・ダイナミックス
第2章 グループ・ダイナミックスの方法
第3章 集団の力
第4章 集団規範
第5章 集団と援助行動
第6章 組織の活性化と小集団活動
第7章 組織の変革と集団決定
第8章 組織の変革と目標設定
著者等紹介
吉田道雄[ヨシダミチオ]
1948年福岡県生まれ。1976年九州大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。九州大学助手、鹿児島女子短期大学講師を経て現在、熊本大学教授(集団力学)、博士(学術)
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感想・レビュー
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言いたい放題
2
産業カウンセラー試験対策としてメルカリにて購入。わざわざ買ってまで読まなくても良かったかもしれない。狼少女、よこいしょういち。2022/05/07
(天才)ネカマ
2
研究内容について深く入らない(当たり前ではあるが)のが短所ではあった。ても実験の例と、8-3の内容はすごく有益だった。「オルグ学入門」みたいに運動・あるいは扇動という目標を明らかにして実践しようとはしないけど、「どうすれば、集団あるいは組織がうまく行くのか」に対し、心理学的意見を提示し、直面した問題を解決しているところから、実践向けだと思う。2012/10/29
オラフシンドローム
0
★★★☆☆ 人間は周りの人に影響されて、とんでもない判断・決断をしちゃうんだよ、っていう悲しい実験結果ばかりが載っている。 個人の正義を大事に出来ると良いですね。2024/06/03