内容説明
一人一人が幸せになるためにどのような社会が求められるのか。本書は、現在、転換期にあるといわれる社会福祉を、個人個人が主観的に幸せを感じられるものかどうかという角度から考察したものである。
目次
第1章 幸せになるために(社会福祉と幸福;幸福感の幻想;どのような人が幸福なのか ほか)
第2章 お互いに援助し合う社会(援助行動の光と影;個人の幸福を確信させる福祉政策;相互援助の重要性 ほか)
第3章 家族の幸せ、私の幸せ(家族単位の福祉;家族の福祉とジェンダー;家族の中で幸せになるための条件)
著者等紹介
土肥伊都子[ドヒイツコ]
1963年生まれ。関西学院大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(社会学)。社会心理学専攻。現在、神戸松蔭女子学院大学文学部心理学科助教授
諸井克英[モロイカツヒデ]
1952年生まれ。名古屋大学大学院文学部研究科博士課程単位取得退学。博士(心理学)。社会心理学専攻。現在、同志社女子大学現代社会学部社会システム学科教授
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