もうひとつの学校をもとめて―フリースクール「チャム」で出会った不登校の子どもたち

もうひとつの学校をもとめて―フリースクール「チャム」で出会った不登校の子どもたち

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784888485951
  • NDC分類 371.5
  • Cコード C0011

内容説明

不登校児に対するカウンセリングの一環である、チャムの特徴は、個人面接とグループ活動を併用しているところです。本書は、チャムでの記録を一冊の本にまとめたものです。ところどころに「ワンポイント・メッセージ」を散りばめました。

目次

第1章 チャムにおける心理臨床活動の実際(個人面接とグループ活動の併用;グループ活動の実際;それぞれのプログラムの持つ特徴と意義;プログラムクローズ・アップ)
第2章 事例「A子の自分さがし」―個人面接とグループ活動をとおして(はじめに;事例の経過;A子との面接で感じたこと)
第3章 チャムの子どもたちが残した詩より(自己否定の頃;居場所を見つけて;今、旅立ち)
第4章 思春期の子どもを対象にグループ活動をすることの意義(思春期と集団;グループ活動で起こった出来事;思春期を対象としたグループ活動を行う際の留意点)
第5章 Dさんとカウンセラーの対談 不登校は僕にとって寄り道ではなかった―自分探しの道

著者等紹介

本多利子[ホンダトシコ]
大阪府女性センターカウンセラー、大阪女子大学、龍谷大学短期大学部非常勤講師。大東市・京田辺市カウンセラー、文部省スクールカウンセラー。1957年、神戸大学経済学部を卒業後、高校・中学校教師を20年あまり勤める。1989年より京都大学大学院教育学科研究科にて臨床教育学を学ぶ。修了後現職。1998年度NHKラジオ番組にて教育相談担当。おもな著作に『学校へ行きたい』(創元社)、『事例で学ぶ不登校』(人文書院)などがある
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