内容説明
研究活動の楽屋見せます!問題の発見、方法の立案、技法の選択、研究の構成。心理学研究ガイドブック。
目次
第1章 「心理」を解く
第2章 「意識」を科学する(ガンツフエルトにおける印象の分析―視空間の原初的様相を探る;自動運動の記述; ほか)
第3章 動物行動の背後を知る(スンクスのキャラバン行動の規定因とその機能;放射状迷路におけるラットの採餌行動 ほか)
第4章 「社会」を探る(実験室観察における観察評定項目の作成過程;フィールドワークにおける非定型的な観察法―家族同伴でのハノイの路地のフィールドワークから ほか)
第5章 研究成果をどう活かすか
著者等紹介
辻敬一郎[ツジケイイチロウ]
名古屋大学大学院教育学研究科博士課程教育心理学専攻(1964年3月単位取得退学)。文学博士(名古屋大学)。中京大学心理学部教授、名古屋大学名誉教授。主要著訳書に『教材心理学』ナカニシヤ出版、1975年(共編著)。『発達I:系統発生―現代基礎心理学9―』東京大学出版会、1983年(分担執筆)。『スンクス―トガリネズミ科の生物学―』学会出版センター、1985年(分担執筆)。『心理学入門(新版)』有斐閣、1990年(共著)。『生態学的視覚論―ヒトの知覚世界を探る―』(J.J.Gibson)サイエンス社、1985年(共訳)
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