内容説明
社会心理学は、現実の社会問題、特に産業と組織上の問題に多くの貢献をしなければならない。本書では、それぞれの領域において先導的な立場にある研究者が、仕事の営利面に対する最近の知見とその含みとを論じている。パーソナリティと個人差、社会心理学、組織心理学の分野から仕事に関する諸側面を考察。取り上げた主題は、仕事に及ぼす年齢の効果、リーダーシップ、生産性、仕事のための社会化、ストレスと不安、労働に及ぼす物理的環境の効果などである。
目次
仕事のための社会化
仕事におけるパーソナリティ
パーソナリティと生産性
組織におけるリーダーシップとフォロワーシップ―対人関係の役割
海外のイギリス人ビジネスマン
アメリカとイギリスにおける賃金の満足感
海洋油田従業員の労働と福利
職務要求と不安
社会化された仕事
環境変数が仕事での行動に及ぼす影響
社会的スキルと仕事
心理学の実践的活用
年齢と仕事
仕事の社会心理学:2000年に向けて
著者等紹介
コレット,ピーター[コレット,ピーター][Collett,Peter]
オックスフォード大学心理学部
ファーンハム,エイドリアン[ファーンハム,エイドリアン][Furnham,Adrian]
ロンドン・カレッジ大学心理学部
長田雅喜[オサダマサヨシ]
1936年神奈川県生まれ。現在、愛知学院大学情報社会政策学部教授、博士(教育心理学)。名古屋大学名誉教授
平林進[ヒラバヤシススム]
1944年愛知県生まれ。現在、名古屋女子大学家政学部教授、Ph.D.
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