内容説明
不透明な時代に哲学精神を!科学文明の行く先がバラ色でないことに気づいた今こそ、あらためて私たちの「生」を問う。
目次
序章 人間存在論―心身二元論と独我論の超克のために
1 私とは何か(自我と本来的自己;私の身体)
2 生きるとは何か(ともに生きる根拠―共同体としての家族を考える;バイオエシックスと安楽死―「死と殺」)
3 こことは何か(『モモ』の時間論;場所論の展開と風景論の試み)
4 知るとは何か(知の理論を求めて;ソクラテスの「吟味活動」―『ソクラテスの弁明』篇を中心に)
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