内容説明
学問の世界でも民族に関する理論的探求が焦眉の課題となっている。民族とは一体何なのか。民族問題はいかにして解決しうるのか。諸民族共存の平和な共同体はいかにして実現できるのか。このような課題に答えることが要請されているのである。本書はマルクス、エンゲルス以後に登場した代表的なマルクス主義者の民族理論の検討を通して、これらの課題に接近しようと試みるものである。
目次
第1章 カウツキー
第2章 ルクセンブルク
第3章 レンナー
第4章 バウアー
第5章 レーニン
第6章 スターリン
第7章 コノリー
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