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内容説明
海外大学で応用言語学分野の博士号を取得し、英語教育学、特に発音指導の方法論を専門とする著者の音声学の知見に裏づけられた教材となっています。専門用語や発音記号の使用は最小限にとどめ、あらゆるレベルの読者にわかりやすく記述しています。「こう聞こえるはずだ」という誤った英語の音声イメージが、リスニング向上の最大の障壁です。単語と単語のリンキングを徹底的に鍛えるとともに、英語のリズムを身につけるトレーニングを通して音声イメージを刷新します。
目次
序章 リスニングについて知っておきたい3つのポイント
第1章 子音+母音のリンキングを切り分ける
第2章 子音+子音のリンキングを切り分ける
第3章 日本語にない音の違いを聞き分ける
第4章 見た目とのギャップに慣れる
第5章 英語リズムを味方につける
第6章 総仕上げトレーニング
著者等紹介
靜哲人[シズカテツヒト]
1960年生まれ。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒業。コロンビア大学ティーチャーズカレッジより英語教授法の修士号(MA in TESOL)、レディング大学より博士号(Ph.D.)取得。関西大学教授、埼玉大学教授を経て、大東文化大学外国語学部教授。専門は英語授業実践学、特に発音指導法。英語の先生向けの実践的トレーニング研修・講演会・ワークショップの経験が豊富。英語の授業方法関係、発音指導方法関係の著書・論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobu A
6
前著「発音の教科書」と対となる本著。手前味噌だが、米国滞在歴10年。英語の聞き取りで苦労することはあまりないし、ハリウッド映画も字幕なし鑑賞。しかし、先日「知っている単語しか聞き取れない」と受講生に言うと、「知っている単語も聞き取れないですよ」と返答。大きな気付きだった。本著にはその回答が見事に言語化されて詳述されている。日本語では殆どないリンキングが英語では機能語を中心に多種多様に起きる。体系的に練習すれば効果的な聴解力向上が期待出来る。「適切に発音出来れば聞き取れる」は名言。前著に続き、斜め読み読了。2021/12/22
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