著者等紹介
船尾修[フナオオサム]
1960年神戸生まれ。写真家。大分県立芸術文化短期大学非常勤講師。大学卒業後、出版社勤務を経て、世界を放浪。帰国後も高層ビルの清掃作業員などをして資金を作っては世界各地の山岳地帯へ出かけ、先鋭的なクライミングを追求する生活を続ける。そのころから写真を独学。環境・文明・民族をキーワードにアジアやアフリカに暮らす人たちの撮影を20年来続けている。最近では、南アフリカのエイズやパキスタン大地震などを取材した。現在は、「日本人とは何か」を表現するために日本人のルーツを探る旅と、インダス川流域の多様な文化を捉える旅を並行して行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ビシャカナ
1
「まだこんな場所が日本にも残っていたのか……」これは作中の著者の言葉だが、自分も全く同じ気持ちになった。ひたすら利便性を求めた日本人が失くしたなにかがある。恥ずかしい話だが、自分が生まれ育ったのは新興住宅地で、祖父母の土地でも伝えられるべきことが伝えられていない。そのため自分には共同体への帰属意識がない、宙ぶらりんでどこか心もとない、おそらく今の日本には自分のような人間が大勢いることだろう。そういう人間が見るべきものがここ国東半島にはあるようだ。いつか行きたいと思う土地がまた増えてしまった。2014/07/02
misui
1
六郷満山の地、国東半島の写真集。地元なので普段見る風景・世界の見方の参考に。2009/11/29
景
0
町の中や森の中を彷徨う気分にさせてくれる2008/12/02




