内容説明
居住者の優しさに甘えて、平成１３年まで南日東住宅、１４年まで北日東住宅、１８年まで下寺町住宅の３つの住宅に通い続けた１７年。無理を承知で依頼した室内の撮影は１８軒。大阪市営の鉄筋３階建て、当時としては超モダンな住宅群。
著者等紹介
山下豊［ヤマシタユタカ］
１９７０年大阪府生まれ。１９９０年大阪写真専門学校（現ビジュアルアーツ専門学校大阪）卒業。在学中から「軍艦アパート」の撮影を始める。卒業制作で大阪府知事賞を受賞する。１９９７年ＯＩＣＰ表現大学写真講座修了。１９９９年Ａｒｇｕｓ（アーガス）参加。同年富士フォトサロン新人賞１９９９奨励賞受賞。２００２年ＥＰＳＯＮカラーイメージングコンテスト２００２森山大道賞受賞。２００３年ＭｉＯ写真奨励賞２００３優秀賞受賞。２００４年キャノン写真新世紀優秀賞受賞。同年ＭｉＯ写真奨励賞２００４入選（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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じょな
7
なんと外観だけでなく、居住者の許可をとって部屋の内部まで撮影している そこは昭和で時が止まっていて、日用品のひとつひとつにまで目がいってしまう どうして内部までもが雑然とするのか まるで生きるタイムカプセル 実家がとても汚いので家を出たが、このように写真で記録しておくのもいいかもしれない、と思った 2014/05/21
ラグエル
4
息づかいが聞こえてきそうなんだけど、人がいない部屋。なんか、恐い。生活臭いくせに、すぐにでも重機でバリバリやられそうな、緊迫感を感じてしまうんだけど。2011/02/28
ばー
2
たまらん。たまらんです。こういうごちゃごちゃした時代を感じさせる建築物大好きです。猥雑さというかなんというか。それでいてノスタルジックな気分にさせて。中身もある程度写真に収めてくれるのがいい所。2013/01/14
雨巫女
2
昔ここに似たアパートが、近所にあった。最近は、そういえば今見かけないなあ。2010/04/20
イッセイ
1
軍艦島をそのまま大阪へ持ってきたかのような。総天然色・軍艦島。2024/11/03
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