内容説明
「R」はカーブした道のイニシャル(Radius)であり、曲がり角が重なり合ってできた中央の隙間で、新たな感情が再生される(Reborn)「R」でもある。曲り、隠れ、消え、トリップしながら、此岸を離れて別天地へ誘う「R」。日本の路上には、いつまでも巡っていたい循環する隠遁景があった。二つのカーブが重なり、新たな感情を循環させる曲がった景色の写真集。
著者等紹介
中里和人[ナカザトカツヒト]
1956年三重県生まれ。1979年法政大学文学部地理学科卒。2003年第15回写真の会賞。2005年さがみはら写真新人奨励賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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