内容説明
下町の“小さな珈琲店”のおやじは、人ぞ知るドラマ書き。彼の40数年にわたり眺めた町の春秋は人生劇場そのものだ!おやじが、ついに書いた、町のこと、人々のこと、自身のことを。さあ、開幕のベルが鳴りだした…是非、御覧あれ。
目次
開店の頃―昭和三十年代
ファースト・フード時代の開幕―昭和四十年代
高度成長期の波に乗って―昭和五十年代
バブルの崩壊―平成時代
コーヒー一杯の劇場―二十一世紀に入って
著者等紹介
武山博[タケヤマヒロシ]
東京都出身。1931年生まれ。早大・文学部卒。「ロン珈琲店」店主。東京都喫茶飲食生活衛生同業組合、副理事長。1957年「異国」が第3回新劇戯曲賞(のちの岸田賞)の候補。「タッソー小母さん、今日は!」(1973年)、「クメールの不思議な壺」(1982年)、「体温計をどうぞ」(1983年)が劇団テアトル・エコー創作劇募集で佳作入選
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