内容説明
内村鑑三（無教会主義キリスト教伝道者）に師事し「聖書研究」に偉大な業績を残した黒崎幸吉（山形県鶴岡市出身）の生涯を、膨大な資料を駆使して描いた初の本格的評伝。
目次
第１章 父祖たちのことども
第２章 幼少年期（一八八六～一九〇四）
第３章 東京遊学期（一九〇四～一九一一）
第４章 住友社員時代（一九一一～一九二一）
第５章 伝道者として（一九二一～一九三〇）
第６章 関西での伝道（一九三〇～一九四〇）
第７章 雌伏の時（一九四〇～一九四五）
第８章 敗戦の中から（一九四五～一九五二）
第９章 独立と逆コースの中で（一九五二～一九六一）
第１０章 晩年（一九六一～一九七〇）
著者等紹介
阿部博行［アベヒロユキ］
１９４８年、山形県鶴岡市に生まれる。山形県立鶴岡南高等学校を経て早稲田大学教育学部卒業。以後庄内地区の県立高等学校教諭を歴任。現在、鶴岡市史編纂委員。『小倉金之助―生涯とその時代』で第八回「真壁仁・野の文化賞」（１９９３年）、『小倉金之助』・『土門拳』で第四〇回「高山樗牛賞」（１９９７年）を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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