内容説明
つい数年前まで「脳科学は万能である」ともてはやされたブームも、いまやすっかり下火になりました。精神科医として活躍する和田秀樹氏は、当時のことを「前時代的な幻想だった」と振り返ります。曰く、脳科学はまだまだ過渡期にある学問で、再現性・実証性に乏しいものだった、と。ポスト脳科学時代のいま、私たちの頭を良くするものとして和田氏が提唱するのが「心理学」です。心理学といっても、肝は「仮説→結果を分析・検証→再び仮説…」のサイクルを癖として持つこと。これを回し続けるだけで、マーケティング、セールス、マネジメント、ひいては生き方そのものにも応用することができます。さあ、あなたもこの21世紀型の「頭の良さ」を、一足先に身につけてみてください。
目次
プロローグ 脳科学ブームは、前時代的な幻想である
第1章 心理学は、脳のソフト全般を扱う科学である
第2章 脳科学の限界
第3章 心理学で頭を良くする
第4章 やる気の心理学
第5章 心理学をビジネスに応用する
第6章 心理学はなぜ誤解されるのか
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年、大阪市生まれ。85年、東京大学医学部卒業。東京大学付属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師、和田秀樹こころと体のクリニック院長。日本人として初めて、アメリカでもっとも人気のある精神分析学派である自己心理学の国際年鑑に論文を掲載するなど、海外での評価も高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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