内容説明
痛くない注射針、iPodの研磨技術、沖縄美ら海水族館の巨大水槽、ビル屋上を菜園に変える特殊土壌…革新的かつ独創的な新技術が生まれたのはニッポンの町工場だった!町工場の技術が世界を制する!12のビジネス物語。
目次
1 岡野工業「痛くない注射針」
2 小林研業「iPodの鏡面加工」
3 ハードロック工業「緩み止めナット」
4 三鷹光器「精密光学機器」
5 ミクロン「キーンと音のしない歯石除去器」
6 菊地保寿堂「伝統技術和銑の新作鋳物」
7 モルテン「競技用ボール」
8 日プラ「水族館の巨大アクリルパネル」
9 アビー「味の落ちない冷凍技術」
10 マサキ・エンヴェック「屋上菜園の特殊土壌」
11 ストロベリーコーポレーション「携帯用ヒンジ」
12 テムザック「実用ロボット」
著者等紹介
根岸康雄[ネギシヤスオ]
神奈川県横浜市生まれ。週刊誌の記者を経て、人間に焦点を当てたノンフィクション、インタビューの執筆を生業にし、現在までに文章にした人物は3000人を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
メタボン
21
☆☆☆☆ ものづくりの本を結構読んだので、知ってる企業が多かった。経営トップが語る言葉はやはり熱くて、受け取る読み手としてもおのずとポジティブになる。痛くない注射針「岡野工業」ipod鏡面加工「小林研業」緩まないナット「ハードロック工業」精密光学「三鷹光器」キーンと音の歯石除去器「ミクロン」和銑(わずく)の「菊地保寿堂」ボールの「モルテン」水族館のアクリルパネル「日プラ」すごい冷凍技術「アビー」屋上菜園「マサキエンヴェック」携帯用ヒンジ「ストロベリーコーポレーション」実用ロボット「テムザック」。2015/12/02
misaki
3
とてもワクワクする本でした。1つの企業について15ページ程度しかないので浅いんだろうなとは思いますが、改めて日本の技術力と技術者魂に惚れ惚れ。2015/06/16
fap
2
ドラマ的にするために盛ってやしないか。 ページ数のために端折ってやしないか。 まだ成功していない企業を取り上げるときはオチが付かない。 TV番組で紹介する段取のような構成が、却って読みづらい。 技術説明が文字だけで分かりにくい。 いろいろなところがちょっとずつ惜しい。2015/05/01
おかづちゃん
1
技術者の苦労が垣間見れる一冊だった2015/01/22
ていと
1
一人一人にもっとドラマがあるんだろうな。広く浅く、入り口にはいい本2013/04/20