貧乏入門―あるいは、幸福になるお金の使い方

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784887597839

内容説明

仏道的に見る欲望と幸福のメカニズムが、著者自身の欲望にコントロールされてしまっていた学生時代から、現在の「豊かな貧乏暮らし」までを例に平易に語られるとともに、「物の捨て方」から「幸福になるお金の使い方」まで、お金があってもなくても幸福を得る方法を実践的に示す。

目次

序章 私の豊かな貧乏暮らし
第1章 持ち物を減らす(持ち物が増えると、心の中が散らかる;捨てる技術)
第2章 なぜお金を求めるのか?(なぜ、いくら物があっても幸せになれないのか?;なぜ、お金を貯めたがるのか?;欲望のメカニズム;欲望に対する三つのスタンス)
第3章 ほんとうの幸福 まやかしの幸福(不幸になるメカニズム;幸福になるメカニズム;仏道的集中力の高め方)
第4章 幸福になるお金の使い方(不幸になるお金の使い方;欲しいものではなく、必要なものを買う;「必要リスト」と「欲望リスト」;私の豊かな貧乏暮らし パート2;ケチることの害毒;さらに幸福になるお金の使い方)

著者等紹介

小池龍之介[コイケリュウノスケ]
1978年生まれ。山口県出身。月読寺(東京都)住職。正規寺(山口県)副住職。東京大学教養学部卒業。2003年、ウェブサイト「家出空間」を立ち上げる。2003年から2007年まで展開していた、オテラとカフェの機能を兼ね備えた「iede caf´e」を、2009年再開。修行の傍ら、一般向けに坐禅の指導を行う。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaichiro

95
僧侶・小池さんの「心の波を抑えてみては」と問いかけ、必要なヒントを纏めた本。古い本なのになぜかブックオフで平積みになっていた。小池さんの本は内容が粗同じなのに、心が落ち着いてくる気がして時々購入。そのことがすでに煩悩であり、心のざわつきに気づく。最近「マインドフルネス」のワードで、煩悩を振り払いリソースフルな状態になるために集中し、また瞑想で無我を味わうことが紹介されている。雑念のない読書を終えた時、スッキリする感覚は正にこれ。だから常に良書を相手にしていたい。そう思うこと自体がまた煩悩なのだが・・・合掌2019/08/17

baboocon

70
この本に書かれている僧侶である著者の貧乏生活をそのまま真似はできない。しかし貧乏生活本、節約本、片付け(≒断捨離)本の類を色々読んだ中で、その根幹となる精神面についてこれまでで一番納得いく内容の本だった。物が増えるほど意識はそれに割かれて思考のノイズが増える。物を持つことでアイデンティティを作り上げている。苦しみが減ったことを快感と錯覚しているが、その快感はすぐに消え苦しみのスパイラルに陥る。対策としては欲しいものではなく必要なものだけ買うこと。簡単ではないがお金に振り回されない生き方を目指したい。2012/06/10

あちゃくん

47
「別に入門書を読まずとも、すでに入門してますが」と思いながら読了。欲望とか、お金とのつきあいかたとかを見直すきっかけをもらえました。2013/10/19

とも

34
刺激に脳が即座に反応する前に、何とか集中して、反応するまでの時間を稼ぎたい。2021/01/03

りえこ

32
小池さんの本を読むと色々気付き、はっとなるので、たまに読みたくなります。本当に必要なものは何なのか、きちんと考えたいと思いました。2017/10/13

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