内容説明
大企業の下請けに安住していたために、国内産業空洞化と不況により一時は倒産の危機にまで追い詰められた長野県のコイル製造会社社長が、「決してノーと言わない」営業活動で技術を磨き、他の中小企業とのコラボや独自の広報・宣伝により下請け体質を脱却!自らの体験から、同じ立場の中小零細企業に向けて具体的なサバイバル方法を伝授するとともに、これからの日本がモノ造り国家として再生すべきこと、そのためには中小零細企業の技術が不可欠であることを説く。中小零細企業のみならず、日本全体に力強いエールを送る一冊。
目次
プロローグ ロックに込めて歌う、中小零細企業の現実と希望
第1章 中小零細の技術はタダ!?―技術を盗む大企業
第2章 中小零細が下請けから脱するためにすべき7つのこと
第3章 中小零細の典型例を見る―わが会社セルコ
第4章 この大不況を生き延びろ!
第5章 モノ造り国家日本は中小零細企業が築く
第6章 日本的経営は「調和」の心から
著者等紹介
小林延行[コバヤシノブユキ]
1946年長野県上田市生まれ。慶應義塾大学商学部卒業。中堅通信機メーカー勤務を経て、82年株式会社セルコ入社。98年代表取締役就任。2009年株式会社セルパップ代表取締役就任。「結いの里こもろ」代表、普通の人のエッセイクラブ(長野県上田市)副編集長、セルパップブラザーズリーダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ochi
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http://www.sugoizo-blog.com/2009/08/-ochi-2.html2009/08/19
だいごろ
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日本人のメンタリティーは素晴らしいので、こういう世の中でも生き残っていく力がある、という事などが書かれている。ホントにそうだろうか?最近はそういう話にちょっと飽きあきしてきた。でもまぁ、勇気を出して踏み出すしかないのだが。2009/08/08
w_h_o
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大手企業は悪者扱いなのはイタイ感じ。大きい企業は盗むのがアタリマエなのか?真っ当な技術者はみんな同じく頑張っているのだ。2009/07/19