内容説明
形、角度、面積から分数、かけ算まで算数の発想力をみがく50題。切り取って使えるおりがみ付き。
目次
組み合わせて形をつくろう
いろいろな形の面積を考えよう
かさなった形の面積をもとめよう
イメージしながら計算しよう
折って切って開いてみよう
いろいろな三角形をつくろう
付録(おりがみ)
著者等紹介
山口榮一[ヤマグチエイイチ]
1947年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻博士課程修了。玉川大学教育学部教授(1995~96年エディンバラ大学客員研究員)。教授プログラムの開発を中心として、教育方法の研究・開発、教育評価、メディアの教育利用などに携わる。また近年は、学習困難をもつ児童、生徒、学生の支援も行っている。また、小学館の通信添削学習教材「ドラゼミ」算数プログラムの監修と執筆、塾講師の集団指導検定プログラムの作成など、教育関連の開発プロジェクトにも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
30
算数って身近なんだよ、ということを実感させてくれる楽しい本です。当てる楽しさ、作ってみる興奮。色や手触りで覚える図形、というところが好みです。娘さんが図形の勉強をはじめたら、ぜひまた再読してみたいです。2019/07/11
しろくま
19
この本、面白かったです。折り紙で面積を意識したことはほとんどなかったけれど、これなら、分かりやすいなぁ。三角形から四角形など、形は変わっても面積は同じだし、どう移動させればよいか、など、図形感覚を自然に身に付けることができそう。補助線をどこに引けばよいのか、これなら感覚的にわかるようになるかもね。小学校全学年向け(^o^)2019/02/20
こゆ
8
6歳と。コロナであまりに暇なので買ってみた。はじめは折り紙2枚で正方形を作るところから。小学校全学年向けの折り紙パズルというだけあって、年長さんには難しいかなと思ったが、ヒントを出せば初日に5問目までできた。というか、5問目の時点で大人も結構頭を使わないと解けない(学生時代は図形問題が結構得意だったので、私の頭が固くなっただけだと思われ)。未だに普通のパズルは24ピースくらいしかできないくらい、パズルは超苦手な息子だが、折り紙は大好きで延長保育の時間や家で毎日やっているのが役立っているのかも。2020/03/17
禿頭王
3
小学校算数でつまづきやすい面積や角度の概念を、折り紙を使いながら実践的に学べるという画期的な1冊です。特に「補助線って何の役に立つの?」という疑問に絶大な効果があります。大人でも「そういうことだったのか」という発見がありました。図形問題が苦手な自分としては、小学生の時にこの本に出会いたかった・・・。2022/04/01
三丁目の書生
3
折った紙を開いて折り目を見て考察するのも非常にセンスが磨かれます。 これ、“補助線”ですよね。 最後の方では、分数計算を折り紙を使って理解する方法。 こういう意味があったのかと目からうろこ状態です。 中学数学で図形をやる時は、本書を参考書として使うべきだと思います。 そういえば、私は立体図形はもっと苦手でした。 立体図形もこんな風に分かりやすく理解できる方法はないものでしょうか。 https://diletanto.hateblo.jp/entry/20160301/p12016/03/01
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